数ある軽井沢のエリア、快適に住むのにはどこを選べばいいでしょう?
軽井沢は長野県の北佐久郡にある、町の名前です。
そんなに広くない町ですが、地形条件や開発された歴史、住んでいる人によって、エリアごとに特徴があります。
- 別荘利用じゃなくて、定住する際の利便性は?
- 結局コスパがいいのはどこ?
- せっかくだから自然が多いところがいいな!
- 車の運転が苦手な私はどこに住めばいい?
- 渋滞になるべく巻き込まれないで暮らすには?
- ぶっちゃけハイステータスの別荘地は?
このような疑問を解消するために、各エリア解説記事
第2回は、最近人気上昇中の「追分エリア」です!
この記事を書いたのは:
私は、幼いころから毎夏軽井沢で過ごし、軽井沢が大好き。この度、子供が2人生まれることを機に、南軽井沢のボロ屋を建て替え、東京23区から移住することにしました。大切な家族との移住、お金もかかるし、絶対に失敗したくない!!
この記事では:
そんな我々もゼロベースで軽井沢に定住する土地を選ぶなら追分エリアにしたと思います。
なぜ我々がそのように思うのか?魅力いっぱいの追分エリアを解説します。
この記事を読むと:
追分への定住のイメージがより鮮明になります!
結論は
- 追分は比較的地価も安い、購入しやすいエリア
- 軽井沢では最も湿気の少ない
- 生活に便利なインフラは整っていながら、自然が多く残る
- 渋滞を避け、佐久や小諸、御代田へ移動が可能
- 宿場町の雰囲気が残る歴史エリア
以下で詳しく説明していきますね!
目次:
1.追分はどんなエリア?
2.地価や物件価格
3.気候
4.交通
5.周辺施設
1.追分はどんなエリア?
追分は、軽井沢の中でも西側にあります。
江戸時代には、旧中山道と北国街道の分岐点として栄えた「追分宿」があった場所で、軽井沢の中心街と比べ、静かな環境や豊かな自然が数多く残っています。
軽井沢の中では湿気が少なく過ごしやすい地域で、高級別荘地というより、地元の方や、若い世代の移住者が数多く住むエリア。
平坦で住みやすい土地が多いのに、土地の価格も比較的安く、最近子育て世代を中心に人気が上昇しています。
地元の「西部小学校」は生徒数が増加していて、クラスの半数が移住者というケースもあるとか。
移住者を受け入れてくれる環境があり、親同士のコミュニティで助け合いも活発のようです。
また、追分はあの有名軽井沢Youtuberの櫻井泰斗さん・ユウコさん夫妻がお住いの土地でもあります。
https://www.youtube.com/channel/UCeoQ2TESYiXtI0oAw19H2FA
我々家族も、南軽井沢の土地の縛りがなく、ゼロベースで考えたら、追分か、お隣の御代田への移住を選んでいたと思います。
追分の中でも、フィンランドの「サイマー運河」のような景観を楽しめる、御影用水エリアは、静かで環境もよく、水辺に都会の喧騒から離れて静かに暮らす家が欲しい人におすすめです。
2.地価や物件価格
軽井沢の土地の価格は(2022年公示地価:単位 円/坪)
軽井沢駅前(34万)→中軽井沢(16万)→追分(6万)
と西側に行くほど安くなっていきます。
軽井沢全体の平均坪単価が20万円ぐらいの中で、追分は6万円/坪
https://tochidai.info/nagano/karuizawa/
高級別荘地というより、地元の方や、若い世代の移住者が数多く住むエリアである追分。
開拓されつくした駅前や旧軽井沢などと比べると、かなりお買い得といえると思います。
区画が小さい物件も出やすく、(坪単価)×(敷地面積)のトータルで考えてもコストが抑えられる傾向にあります。
土地価格: 数百万円台~
中古物件: 1000~2000万円台
3.気候
軽井沢の湿気は、東の碓氷峠から来ます。
(山の下から湿気を含んだ空気が唯氷峠を上ると、気圧の低下で膨張して冷やされ、霧になります。)
そのため、西に位置する追分は比較的湿気が少ない地域。
夏はからっと涼しく、過ごしやすいし、霧も出にくいです。
物件購入後のメンテナンスや維持費のコスパがいいのも特徴です。
前出の櫻井さんご夫妻のご自宅も、第3種換気で十分快適とおっしゃっていました。(薪ストーブをお持ち、ということもあると思います)
追分は、湿気は少ないのに、自然は豊かで、軽井沢を堪能することができる場所といえそうです。
4.交通
軽井沢市街地の混雑を避け、佐久平スマートICを利用し、20分程度で大型ショッピングモールがある佐久市方面への買い物に行くことができます。
佐久はとても栄えていて、大きなカインズ(ホームセンター。軽井沢のカインズの5倍はある)をはじめ、都市生活に必要な一通りのもの、なんでもあります。
イオンモールも、ベイシアも、私一押しの子育て世代御用達、大きなGU(ユニクロの兄弟ブランド)もあります。
西側の御代田、小諸、東御、などへもアクセスが良く、軽井沢だけではない近隣の都市を楽しむのにも絶好の場所です。
なのでハイシーズンはあえてそっちに遊びに行くのもあり!です。
ハイシーズンの軽井沢の交通渋滞は、本当に重篤です。
シーズン中は渋滞に関わらずに生活が成立するのも、追分エリアの大きなメリットといえるでしょう。
5.周辺施設
スーパーやホームセンター、病院などにアクセスよし。
特にツルヤは中軽井沢と御代田のの両方へ行きやすいですし、
生活の便利さを重視したい方にお勧めのエリアです。
シーズン中は軽井沢の中心部は混んでいるため、
西側の小諸、佐久、東御市に週末はでかけるとストレスが少ないでしょう。
病院
佐久浅間総合病院など、都市方面の大きな病院に通院しやすいです。
教育
国道18号線沿いに「西部小学校」「西保育園」が並んでおり、送迎も楽々。
レジャー
追分は、江戸時代に栄えた五街道の一つである中山道
その12番目の宿場町追分宿があった場所です。
周辺には追分宿の史跡が多く残っており、歴史風情が感じられます。
まとめ
追分は、軽井沢では最も湿気の少ない
そして、生活に便利なインフラは整っていながら、自然が多く残る
とても過ごしやすいエリアです。
比較的地価も安く、物件が購入しやすいのもメリットです。
最近移住者の方が増えているのも納得の魅力的な、一押しエリアです。